顔汗を止めたいのは当然ですが、汗によるかゆみもなんです!ストレス汗や、更年期のホットフラッシュに、涼感スプレーを使ったり、制汗剤を使ったり、いろんな対処はできます。しかし、突然出る顔汗に、即座に対応できないのが悩ましいところです。
近頃、女子高生の間で顔汗や痒みが止まったと、顔汗専用制汗剤「サラフェ」が話題にのぼっています。顔汗を改善しようと考えているのであれば、汗の状態も確認しましょう。
状態の良い汗とはサラサラで流れるような汗で、顔汗の場合もそんな汗であれば言うことありません。
首を冷やすなどすれば汗が引き、化粧崩れも少しだからです。
気をつけたいのが粘度の高い汗です。
顔汗の原因には多汗症や肥満、汗腺の休眠などがありますが、いかなる場合も汗の状況を調べることをおすすめします。
驚くことに、汗自体にはほとんどニオイがありません。
脇汗もかきはじめはニオイません。
でも、汗をかいて何も対処しないと、脇汗で細菌が活性化され、それがにおいの原因になり、わきが特有のニオイを出してしまいます。
一段と発汗量が増えると汗を分解する細菌が増殖しやすい環境になるため、対策しないままでいると手の施しようのないことになります。暑い時期やスポーツをしたときの汗のニオイが臭いのはそのためです。指圧バンドを胸の上部に巻いて、圧迫する方式です。この状況は「半側発汗」という仕組みで、圧迫されている側の汗を低減させて、逆側の発汗量を増量します。つまり、顔汗やわき汗を減らす代わりに、汗止めバンドより下の部分が汗をかくということです。
顔汗に対しての対症療法なりますが、女優の方も実践している威力のある顔汗を止める方法なので、ぜひ一度ためしてみるのはいかがでしょうか?『エクリン腺』と『アポクリン腺』とは汗を分泌する汗腺のことです。
ほぼ全身に存在する『エクリン腺』から出る汗は、9割強が水の成分なので、サラリとしていて臭いにくい汗です。 緊張した時や辛いものを食べた時に手の平や足裏、脇などにかく汗は、このエクリン腺から出ています。汗の量が非常に多い「多汗症」もエクリン腺からの汗が原因です。
思春期にからだの特定の部位に発達する『アポクリン腺』の汗も、分泌されてすぐはほとんど臭いません。
ただし、きれいにしないままでいると肌の細菌が汗を分解して、腋臭とわかる匂いを発生します。
また、衣類に染みこむと、黄ばみや汗ジミの原因にもなります。